2018-07-23から1日間の記事一覧

ヴィクトール・K・フランクル『夜と霧 新版』(池田香代子訳、みすず書房、2002)

ナチスのアウシュビッツ収容所での体験を記録した有名な本書は、若いころに当然読んでおいてしかるべきであった。しかし、著者のフランクルが、フロイド系の精神科医であることへの違和感もあって、そのうちそのうちにと思いながら、ついに読まずにきた。最…