2018-07-28から1日間の記事一覧

チャールズ・ディケンズ『オリバー・ツイスト』(加賀山卓朗訳、新潮文庫)

ディケンズ(1812~1870)の長編第二作、事実上のデビュー作ともいえる作品で、1838年に刊行されている。前作の『ピクウィック』は未だ読んでいないが、コミカルな作品なのにたいして、この作品は行き倒れの女が救貧院で生んだ孤児の物語で、大…