2021-02-08から1日間の記事一覧

ローベルト・ゲルヴァルト『史上最大の革命――1918年11月、ヴァイマル民主政の幕開け』(大久保里香、小原淳、紀愛子、前田陽祐訳、みすず書房)

「朝日」が書評で取り上げていたのと表題の意外性に着目して読んでみることにした。1918年のドイツ革命といえば、第一次世界大戦末期17年のロシア革命につづいて、その影響下に起こったオーストリア、ハンガリー、フィンランドの革命、内戦など一連の…